工場・倉庫の
のれん式ビニールカーテン
工場・倉庫の出入口や搬入口を仕切りたい。でも、人・台車・フォークリフトがひっきりなしに通るから、そのたびに開け閉めするのは現実的ではない——そんな場所に選ばれているのが、短冊状のビニールシートを垂らす「のれん式ビニールカーテン(ビニールのれん)」です。押しのけるだけで手を使わずに通り抜けられ、通過後はシートの重なりがすぐ閉じて、虫・ホコリ・冷気の侵入を抑えます。よつばビニールでは、現場の採寸から製作、レール・下地の選定、取付施工までを一貫して行い、スライドで退避できる可動式や電動式まで、現場の使い方に合わせたのれんをご提案します。

PROBLEM
こんなお悩みはありませんか
- フォークリフトで出入りするたびに、乗り降りしてカーテンやシャッターを開け閉めするのが面倒。作業時間のロスになっている
- 台車を押したまま・両手に荷物を持ったまま通りたいのに、ドアやカーテンが通行の邪魔になる
- 人の出入りが頻繁でドアやシャッターが開けっ放し。虫・ホコリの侵入や、冷暖房の空調ロスが気になる
- 出入口に普通のビニールカーテンを付けたが、開け閉めされず開きっぱなしで仕切りの意味がなくなっている
- 食品を扱う現場で、出入口からの虫の混入を止めたい(異物混入対策・工場監査への対応)
のれん式ビニールカーテンは、これらの「仕切りたい。でも、手を使わずに通りたい」という課題を、大がかりな建築工事をせずに解決する手段です。
FEATURES
のれん式ビニールカーテンとは
のれん式ビニールカーテンは、幅200〜300mmの厚手のビニールシート(のれんシート)を短冊状に吊り下げた間仕切りです。1枚もののビニールカーテンと違い開閉の操作がいらないため、通行頻度の高い出入口・通路・搬入口に適しています(ストリップカーテンとも呼ばれます)。
01 / PASS
手を使わずそのまま通れる
フォークリフトは乗ったまま、台車は押したまま、人は両手がふさがったままで通行できます。
02 / CLOSE
通った瞬間だけ開く
通過後はシートの自重ですぐ閉じるため、開けっ放しが起きません。空調ロスを抑え、節電にも効果的です。
03 / WRAP
重なりで外気を遮断
シート同士を重ねて(ラップさせて)吊るため隙間ができにくく、虫・ホコリ・冷気の侵入対策になります。
04 / CLEAR
向こう側が見えて、安全確認しやすい
人や台車の動きを確認しながら通行できます。
05 / PARTS
1枚単位で交換できる
破れたり汚れたりしたシートだけを1枚から作り直せるので、維持コストを抑えられます。交換用シートのお届けだけでも、現地での交換でも承ります。
TYPES
取付タイプで選ぶ — 固定式・可動式・電動
のれんは「付けたら付けっぱなし」だけではありません。よつばビニールでは、現場の使い方に合わせてレール・可動方式を選べます。
| タイプ | 動き | 向いている現場 |
|---|---|---|
| 固定式 (A型・R型レール) | 常設 | 人・台車・フォークリフトが日常的に通る出入口の基本形 |
| 可動式 (B型レール) | のれんごと横にスライドして退避できる | 大きな搬入物があるときは、まとめて開けたい場所 |
| 電動式 | 押しボタン(押し金具式スイッチ)で開閉 | 衛生管理上、シートに触れずに通りたい食品工場など(特注製作のため個別にご相談ください) |
可動部とのれんを組み合わせ、電動で開閉するのれんを製作した実績があります(→ 事例: 食品工場の衛生保持のために製作した電動のれんカーテン)。ご希望の動きや使い方をご相談ください。
また、上部を固定壁、下部(通行する高さ)だけをのれんにする複合施工も多く行っています。シャッター前や吹き抜けなど、面の全部が通行に使われるわけではない場所で、遮断性と通行性を両立できます(→ 事例: シャッター開放時の風とホコリを防ぐ透明のれんカーテン)。
COMPARISON
ビニールカーテン・固定壁との使い分け
「間仕切りたい」というご相談では、通行の頻度と閉め切りの必要度から最適な製品を整理します。
| のれん式 | ビニールカーテン(引き分け式) | 固定壁 | |
|---|---|---|---|
| 通行 | ◎ 手を使わずそのまま通れる | ○ 開けて通行 | 出入口(カーテン式・引戸・シートシャッターなど)を組み込む |
| 閉じ方 | 通過後すぐ自然に閉じる | 人が開け閉めする(開けたままにもできる) | 常時閉鎖 |
| 密閉性 | ○ シートの重なりで隙間を抑える | ○ マグネットベルトで閉められる | ◎ 隙間を最小化 |
| 向く用途 | 通行がひっきりなしの出入口・通路 | 大開口・開けておく時間もある場所 | 通行のない恒常的な区画 |
使い分けの目安: 人や車両がひっきりなしに通る出入口はのれん式、開け放しておきたい時間がある大開口は引き分けのビニールカーテン、通行のない面は固定壁。上部は固定壁・下部はのれん、といった組み合わせ施工も多くあります。
FABRIC
機能で選ぶ生地の種類
のれんシートは、使う場所の課題に合わせて機能を選べます。よつばビニールで扱う主な機能生地です。
帯電防止透明
ホコリの吸着を抑える標準仕様。粉塵対策・見通し確保の定番で、施工実績が最も多い生地です。制電生地の詳細 →
防虫オレンジ(防炎・帯電防止)
走光性の虫が寄りにくいオレンジ色の生地。食品工場・倉庫の出入口の異物混入対策に。防炎・帯電防止性能も備えます。防虫生地の詳細 →
防炎
工場・倉庫の防炎対策に。防炎性能を持つ生地で製作します。透明の「帯電防止防炎透明」と、防虫オレンジの防炎品があります。防炎生地の詳細 →
耐寒
低温でも硬化しにくい超耐寒タイプ。-20〜-45℃の冷凍庫の出入口専用です。
リブ付き
シート表面の突起で、シート同士や通行物への貼り付きを抑えるタイプ。湿気の多い冷蔵庫内・食品工場でも密着しにくく、傷がつきにくいため透明度が長持ちします。
厚みは2〜3mm・シート幅は200/300mmから、通るもの(人だけか、フォークリフトか)に合わせて選びます(選べる規格は生地の種類によって異なります)。どの生地・規格が適するかは現場の用途をお聞きして提案しますので、生地選びから丸ごとご相談ください。
WORKS
用途別の解決例 — 施工事例
実際に施工した事例の中から、課題別の解決例をサイズ・生地仕様とあわせてご紹介します。

出入口の防虫のれん(スライド開閉レール)
B型レールでのれんごと横にスライドでき、大きな搬入時はまとめて開けられます。屋外からの虫・ホコリの侵入対策に。
事例を見る →
電動で開閉するのれん(食品工場)
衛生保持のため、可動部とのれんを組み合わせた電動のれんを製作しました。
事例を見る →
開けっ放しのシャッター前の防風・防塵
シャッターを開放したままでも風とホコリを遮断。上部固定壁との複合施工です。
事例を見る →
吹き抜け階段の空調ロス対策
冷暖房ロスの原因になる吹き抜けを、天井吊りの透明間仕切壁と合わせて低コストで遮断。
事例を見る →
生鮮食品出荷ヤードの防虫・冷気漏れ防止
虫の侵入と倉庫内冷気の流出を同時に抑制。厚手ののれん生地の重なりは防塵にも効果的です。
事例を見る →SPEC
使用素材と仕様
のれん式ビニールカーテンで使用する主な生地と、対応できる仕様の目安です。
| 主な生地 | のれんシート(タカシート。帯電防止透明・帯電防止防炎透明・帯電防止防炎防虫オレンジ ほか) |
|---|---|
| 機能 | 帯電防止、防虫、防炎、耐寒(冷凍庫専用の超耐寒タイプ)、リブ付き |
| シート厚・幅 | 厚み2・3mm、幅200・300mm。選べる規格は生地の種類によって異なります |
| 重ね(ラップ) | 一部ラップ(重ね幅は用途に応じて調整) |
| レール・部材 | 固定式レール(A型・R型)、開閉式レール(B型)、サンスルーハンガー、フレーム(スチール・アルミ) |
| 電動化 | 特注製作で対応します(押しボタン(押し金具式スイッチ)で開閉する電動のれんの実績 → 事例: 食品工場の衛生保持のために製作した電動のれんカーテン) |
| 対応サイズ | 施工実績: W24.5m × H2.2m、間口4m × 高さ3m(上部固定壁との複合) ほか |
FLOW
施工の流れ・納期
お問い合わせからお引き渡しまで、下記の流れで進めます。
- お問い合わせ出入口・開口部の幅と高さと、通るもの(人・台車・フォークリフト)をお聞かせください。
- 現地調査・採寸自社スタッフが採寸。対応エリア: 岐阜・愛知・三重・滋賀・福井が中心
- お見積り生地・仕様・工法をご提案。
- 製作(縫製)現場寸法に合わせて自社で縫製。
- 施工・お引き渡し施工も自社で行います。標準的な納期: お問い合わせから1〜2か月(製品の規模や現場の空き状況により前後します)
FAQ
よくあるご質問
お問い合わせの前に、よくいただくご質問をまとめました。
費用はどのくらいかかりますか?
開口部のサイズ・生地・レールの方式により異なるため、現地調査のうえお見積りします。現地調査・お見積りは無料です。遠方の場合は出張費をお見積りに含めますので、事前にお知らせいたします。「まずは概算だけ知りたい」という段階でも構いません。
のれんシートだけ購入して自分で取り付けることもできますが、施工を頼む意味はありますか?
のれんは「シートを買って終わり」ではなく、下地の状態に合わせたレールの選定・取付、通るものに合わせたシート厚・幅・重ね率の設計で効果が大きく変わります。よつばビニールでは現場を確認して、可動式・電動式や固定壁との組み合わせまで含めてご提案します。
フォークリフトが通っても破れませんか?
フォークリフト通行を想定した厚手(2〜3mm)のシートを使用します。万一破損しても、破れたシートだけを1枚から作って交換できます。交換用シートのお届けだけでも、現地での交換でも承ります。
シートの隙間から虫や冷気が入りませんか?
シート同士を重ねて(ラップさせて)吊るため、隙間ができにくい構造です。重ね幅は、通るものと隙間対策の優先度に合わせて調整します。
風でのれんがめくれてしまいませんか?
のれんは、通るときにシートが押し分けられ、通過後に自重で閉じることを前提にした製品です。そのため、ビニールカーテンで使う裾のウェイトチェーンや落としピンのような「裾を押さえる部材」は使いません(裾を固定すると通り抜けられなくなるためです)。
風の影響は、仕様の選び方で調整します。風の強い出入口や屋外に面した開口部では、厚み3mmの厚手シートにする、重ね(ラップ)を多めにとる、といった選定をします。さらに密閉性を上げたい場合は、シート同士がマグネットで連結されるタイプもご相談いただけます。
常時しっかり閉じておきたい面であれば、のれんよりも引き分け式のビニールカーテン(裾のウェイトチェーンや合わせ目のマグネットベルトで隙間を抑えられます)や固定壁が向いています。用途をお聞きして、のれん・カーテン・固定壁の使い分けからご提案します。
防炎が必要と消防署に言われました。対応できますか?
対応できます。防炎性能を持つ生地でお作りします。消防署や設計者、元請から指定がある場合は、その内容をお知らせください。必要な仕様に合わせてご提案します。
防炎と不燃は根拠となる法律も性能も異なります。詳しくは防炎生地のページをご覧ください。
どのエリアまで施工に来てもらえますか?
岐阜・愛知・三重・滋賀・福井を中心にうかがっています。ほかの地域は出張費を含めてお見積りしますのでご相談ください。取り付けのいらない製品は全国へ発送で承ります。
CONTACT
お見積り・ご相談
現地調査・お見積りは無料です。
「何を付けるべきか分からない」という段階のご相談も歓迎です。
現場の写真とおおよその寸法をお送りいただければ、仕様をご提案します。

